こちらではネクタイをハンドメイドで作る方法をご紹介しています。

型紙から制作の場合は、ステップ1から、キットからの場合はステップ2 からお作りいただけます。


 

 

 

・ネクタイ生地

1本分のサイズ 約50×65cm、素材はシルク100%・ジャカード織など 

・裏地:約25cm角

準備される場合は、一般的に服地用の裏地として販売しているものをご利用ください。

素材はキュプラ、ポリエステル素材など 

・型紙とネクタイ芯


 

 ネクタイ・キット

キットには制作に必要な材料がセットされております、生地はカット済み

■裁縫用具 

手縫い用の糸と針、糸きりバサミ、裁ちばさみ、アイロン、待ち針など
縫い代線をつける為のチャコペン等もご用意下さい 

手縫い糸について:
手縫い糸、又は地縫い糸の表示のある絹糸又はポリエステル糸をご用意ください。色は作るネクタイ生地のベースと同系色、又は柄の一色に合わせるのがベストです。ない場合は、グレー系などでも。

かんぬき止めには、穴糸(ボタン付け用などの)や刺繍糸など少し太めの糸があればベストです。

ミシンの使用について
作り方はすべて手縫いで説明してますが、まつり縫い以外の直線で縫う部分はミシンも可能です。


各部の名称や構造を覚えておくと、作り方もより理解しやすくなりますので、

制作の際には自宅にあるネクタイなどを参考にすると良いでしょう


 

型紙を切り出し、生地をカットする


型紙は縫いしろ線込みの実物大の大きさになっていますので、そのまま切り抜きお使いいただけます。

生地の裏側にカットした型紙をのせ、チャコペンなどで印を付け裁断する。
裏地は服地用のキュプラやポリエステルなど、又はネクタイ生地に余裕があれば同じ生地でとれば、いちだんと品よく仕上げることが出来ます。

ネクタイは正バイアスに生地をカットすることがとても重要です。
ここが歪んでいると、どんなに綺麗に縫製しても出来上がりが大きく違ってきます。
型紙では失敗なくカット出来るように、少し工夫をくわえて説明をしています


 

カットした生地の裏面に縫いしろ線をつける

型紙の縫いしろ線にそって、チャコペンなどで生地に印をつける

キットから制作の場合はここからのスタートとなります。
縫い代線の位置は下記図を参考にしてください(赤点線)



 

大剣・小剣に裏地をつける

 

①大剣の表を内側にして、縦に半分に折り左図のように‘わ’に直角になるようにA点からB点までを縫う

 

②大剣の表を上にしてひらき、外側の縫い代線B点と裏地の縫い代線B点をあわす

 

④2辺を縫ったところ

 

⑤表に返して剣先を整える 

   

両サイドの縫い代をそれぞれ内側に折込み、まち針でとめた後まつり縫いでとじていく

 

まつり縫い:(写真ではわかりやすいよう、ピンクの糸で縫っていますが同系の色で目立たないように縫ってください)


 

 

ネクタイ表地をつなぎ合わせる

 

ネクタイ表地(大剣・小剣・なかはぎ)3枚を繋ぎ合わせる
ネクタイ芯は重ね接ぎにする

  

①表を内にして縫い代線を合わせ、半返し縫いで縫う 右図参照  

この部分は、縫い目が開かないように、細かく縫ってください。

接ぎ目は縫い代を割って、余分な布はカットします。


 

ネクタイ芯を入れる


表地と芯地の中心を合わせて芯を入れる

芯は剣先まで入れ、小剣側で長さに合わせてカットする

②先まで入ったら動かないように
まち針で止めておく
③小剣側は長さにあわせて芯地をカットする

 

芯をくるむ

ネクタイ芯をくるむ際も中心の正バイアス方向へ、ずれないように芯をくるむことがポイントです。
ここがずれると、ねじれの原因になります。
図①

 

①芯がずれないように注意しながら片方を折りあげ、まち針でとめる

②もう一方を重ねて、重ねた線が中心にくるようにはしの折りこみを調整しながら合わせる ①のまち針はつけかえておく

③小剣通しを筒状に縫って裏返したものを、剣先から20cmくらいの位置に中綴じで縫い付ける。筒状の返し方はこちらからご案内しています。

  

 

④図1のように左右のあわせた所から3~5cmづつ入った所から奥まつり縫いで仕上げる。 中心の重ねた所の1,2ミリ程度内側を縫うと糸がかくれて仕上がりがきれいです。この部分の縫い目は細かくならないよう、粗目に大きく縫うのがポイントです。

芯地まですくって表地は縫わないように、注意してください。
奥まつり縫いは下図参照

糸は手縫い糸を使用し、途中で継がないように充分な長さ(ネクタイの長さよりやや長め)をとって縫い始める。
きつく縫わず、大きく縫うのがポイントです。

※ネクタイはバイアス方向に伸縮性があるため、伸ばしたときに糸が切れないよう、玉止めする前に、少し伸ばして糸にゆとりを持たせてから止めてください


小剣通しとかんぬき止めを仕上げる

 

⑤小剣通しを左右にひろげ四隅を止める

大剣側と小剣側のそれぞれ、縫い初めと縫い終わり部分にかんぬき止めをする。
このとき芯までしっかりと固定して、縫い目が開かないようにするのがポイントです。

①中心から5ミリ程入った所に裏から糸を出す  ②約5mm~1cm戻った所を芯地といっしょにすくう

③20回程巻き針をぬく  ④裏で糸をとめる


アイロンをかけて仕上げる
※アイロンは必ず当て布をして、かけてください。

 

完成後のチェックポイント


①ネクタイを伸ばしてみて、まっすぐに伸びること。(下図参照)

よれる原因は2つ考えられます。
その1:型紙からカットする段階で生地が正バイアスになっていなかった。
その2:ネクタイ芯をくるむ際に中心がずれた場合

②上記の方法で伸ばしたときに、伸縮性がありますか?

 ネクタイを締めたり解いたりする時には意外と引っ張られたりするものです。この時に糸に遊びがないと切れてしまったり、つったようなシワになったりします。

③かんぬき止めでしっかりと固定されていますか?

縫い始めと縫い終わりのかんぬき止めで、芯までしっかりと固定されていなければ、縫い目が広がり、しまりのない形になってしまいます。特に長く使用しているとこの部分が緩んだりしてくることがあるので、しっかりと固定しましょう。

 

さて、あなたの点数は何点でしょう?

完成品を前に思わず自画自賛した方も、辛口派の方も、完成までこぎつけたことでは満点ですね。

これから作る方は、  マーク、しっかりとチェックくださいね。

 


、作り方についてのご質問は、当店のキット・型紙からの制作の場合のみ、メールからもお受けしておりますが、詳しい作り方は、ハンドメイド教室のみでの対応となりますのでご了承くださいませ。

教室では、ネクタイをより綺麗に作るためのコツや紙面では伝えきれない部分なども詳しくご説明しています。裁縫初心者の方もぜひ参加いただけると幸いです。

ハンドメイド教室・鎌倉 お申し込みはこちらからご案内しております。